Thursday, January 21, 2010

くるみを食べるリス―!!

最近「夢日記」を付け忘れていたのだが、今日見た夢はあまりにもインパクトが強かったので、書き残しておいた。珍しく一本立てだ。

よくあるパターンなのだが、自分の意識はあるのに、自分は出てこない。変なおっさんに意識のみが乗り移っている。
私はどうやらえらい人。みんなが私にへつらい、媚を売る。頭を下げられて悪い気分はしない。私も軽く咳払いをしたりと、えらい人らしく振る舞う。
鏡を見たわけではないが、自分が乗り移ったおっさんの外見を知っている。30代後半で、短髪をかなりの量の整髪料を使ってはね上げさせている。ストライプのスーツに赤ブチ眼鏡。その下の目はぱっちり。中肉中背。肌はやや黒く、ゴルフが趣味。他人に食事をおごるのは大好きだが、物をあげるのは大嫌い。理由は会社の経費が落ちないから。

そんな私はどうやらテレビ局か、芸能プロダクションのえらい人らしい。
だって私にぺこぺこするのは、みんな若手のコメディアン。いろいろいる。ピン、コンビ、トリオ、太いの、細いの、大きいの、小さいの、見るからにあくの強いの、いたって真面目そうなの・・・・・・。
私は彼らの短い芸(ほとんど1発ギャグ)を順繰りに見て行く。しかしだいたいが素通りだ。ときたま嫌味に鼻で笑う程度。

そんな中、一人の男に目がいく。地味な男だ。小太り、ニット帽、不精髭、小さい目、全身ユニクロっぽすぎる服。彼は私をみて、おどおどした口調で言う。
「ほにゃらら番(みんな胸に番号札をつけているのだ)ほにゃらら(名前)いきます」
彼は数秒間うつむき、突然顔を上げて言う。

「くるみを食べるリスー!!!」

五本の指をめいいっぱい開いて、右手を前に伸ばし、顔中の筋肉を駆使して、信じられない数の皺を作り、怖ろしいまでに目を見開く。歪んだ口、むき出しの歯。
人間離れしている。鬼のような形相。よく通る声。しかし、言う言葉は「くるみを食べるリス」だ。わからん。まったくわからん。

だが、印象には残る。使い捨てするには十分いいキャラだ。私は彼に決める。何をきめるのかはわからないが、とにかく決める。
「君、もう一度見せてくれないかな」
なんていったところで、夢はお開き。チャッチャラスチャラチャ チャッチャッ♪
またいつか、あのえらい人になりたいな。今度は接待なんていいなあ。

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