Wednesday, March 10, 2010

ホスト雑誌




珍しくて、価値観のまったくことなるものに触れ、なんとも言えない気持ちになる面白さといったら、ちょっとたとえようがない。

最近一番なんとも言えない気分になったのは、間違いなくホスト雑誌なるものを見た時だ。

こんなすばらしいものがそのあたりに置いてあり、嬉しいことにそれを持ち帰ることができるなんて、私私の人生もまだまだ捨てたものじゃない。

ホスト雑誌。開いてみればもう、そこは別世界!

これからの人生で、公務員さんと同じくらい深くは関わらないと思われる方々だが、見ている分には非常に楽しい人ばかりだ。

それにしても、この雑誌の主な購買層はどんな人たちなのか?同業の男性なのか?ホストに憧れる男性なのか?はたまたホストに憧れる女性なのか?

ホストに憧れる女性たちにとって、彼らはアイドルなのだろう。

その証拠にサインつきパンツのプレゼントなんてものがある。


使用済みかどうかはわからないが。というか、当たった人にとっては使用済みのほうが嬉しいものなのだろうか?私も成人向け雑誌で似たようなことをやったが、あのパンツやらが今どんな運命をたどっているのか気にならないでもない。

写真集のようなグラビアまである。

こういうものが載っているところを見ると、この雑誌のターゲットは女性なのかもな、と思うが、求人広告や男性特有の悩みを解消するクリニックなどの広告も多数掲載されているので、やはり男性向けなのかもしれない。

いや、あえてどちらにもしぼらなかったのかもしれない。

しかし、ホストの中には景気のよさそうな人も多いんだなあ。

ですってよ。

うちのテレビも42インチくらいだが、十三万円弱だった。だが、三十万円のテレビって自慢するほどのものなのかが謎だ。42インチが大型なのかも謎だ。電源を入れたことがないのに自慢げなのがもっと謎だ。接客業なのにいいのだろうか?パソコンで間に合っているのか?

彼の物自慢、値段自慢はまだまだ終わりそうにない。うん十万円のベッド、うん百万円の時計……エトセトラ、エトセトラ。

しかし、いきなり庶民的な値段のものが登場した。

三万円のシャンデリアだ。

画像では切れてしまっているが、これがけっこう大きいのだ。あれで三万円ならお値打ちだと思う。

この場合、お買い得、賢い買い物自慢なのか、実は庶民的な金銭感覚がぽろっと出てしまったのか、編集さんかライターさんのささやかな意地悪なのか、いまいちはっきりしない。

ホストクラブの客層というと、裕福な女社長や女医、富豪の未亡人などが多いイメージだが、実際には風俗産業の女性が多いという。彼女たちと小型犬は切っても切れない。そもそもホストクラブに足しげく通う女性というのは、情深く、面倒見のいい人が多いように思う。そういう人だから、もちろん犬を時にはやりすぎとも言えるほど可愛がるはずだ。

そんな女性たちのニーズに答えたら、ホストクラブもこうなった。犬同伴OK、犬専用ルーム完備。

ややっ!ワンちゃんバースデーだと!これは是非行きたい!

あああ、心の底から行きたい。私も一緒に祝わせてもらいたい。六千円までなら払ってもいい。だめだ。興奮してきた。

どうやったらお犬様のお誕生日会に参加できるんだろう?大金を払うのは物理的に無理だ。ああ、どうしたら……。

もう男装してホストクラブに体験入店するしかあるまい。私ってホスト顔だから、声さえうまく出せればいけるかもしれない。


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