Thursday, April 29, 2010

おフランス

まだまだ先の話だが、秋頃にフランスに旅行をすることになった。
なぜフランスか?というと、それは非常に情けない理由だ。単純に安かったのだ。というか、とにかくヨーロッパに行きたくて、とくにスペインとオランダに行きたかったのだが、これらの国はやや旅費が高かった。イタリアも高くはなかったが、フランスはとりわけ安いものがあった。それが決め手になったのだ。

フランス行きを決めて、予約金も支払ってから、行ったことの会う人に会うたびに「パリはどうか?」と訊きまくったのだが、みんな口を揃えて「人が冷たかった」と言う。
しまった。他の国にすればよかった。だが、今さら変えられない。

聞くところによると、パリの人たちは知っているにも関わらず、英語を話してくれないらしい。そりゃ、私は英語なんぞろくにしゃべれないが、それでもどんな単語もちんぷんかんぷんなフランス語よりはいくらかはわかる。

今からフランス語に慣れなくては、不愉快な思いばかりする、散々な旅行になるかもしれない。そう思って、まずはフランスの音楽を聴くことから始めた。

フランソワーズ・アルディについてはたいして知らなかったが、この曲は好きだった。

まるで日本の歌謡曲みたいで、すごく親しみやすいいい曲だな、と思っていた。どう考えてもユ―ミンっぽいだろう、とも強く思っていた。ウィキペディアによると、
「日本でも荒井由実の「私のフランソワーズ」はアルディを歌ったものであり、彼女が作ったまちぶせはComment te dire adieuの翻案とも言われる」とのことなので、私の勘もこの件にそれほど悪くはなかったようだ。

シルヴィ・バルタンはもともと好きだった。



アイドル歌謡曲っぽい曲が多いからだ。なんと彼女は、中島みゆきさんの『悪女』のカヴァーもしている。聴いてみると、やはり日本語版に慣れているせいもあって、違和感は否めない。

フランス人が歌っていなかったように思うが、映画『なまいきシャルロット』の主題歌もダサさ加減がたまらなく好きだ。男性パートはフレンチ・ポップスには珍しく歌唱力抜群だし。

そうなのだ。フレンチ・ポップスが親しみやすい理由は、曲調もあるのだろうけれど、たいていの人が日本のアイドルくらいの歌唱力だからでもあると思う。アメリカ人なんかは、なんだかんだいっても上手いんだもの。
だが、フランソワーズ・アルディの英語版を聴くと、それなりに上手い。もしかするとフランス語って上手に歌うには向かない言語なのかもしれない。中国語もそのように思う。

あくまでも私基準だけれども。私の、歌が上手いなあ、と思う基準は声量があって安定感があって、発音が明瞭なことだから。

イタリア語は英語よりも更に上手く聞こえる気がする。少なくともコニ―・フランシスは、イタリア語で歌ったほうが声がよく出ている。

もっとフランスの歌を聴いて、フランス語に親しむんだ。

話は戻るが、フランス人は美意識の高い人たちだから、街にそぐわない格好をした観光客をあまり快く思っていないとも聞いた。日本人はもろに観光客でござい、という格好をすることもあってけむたがられるらしい。ルイ・ヴィトンの売り上げを支えているのが日本人であろうとなかろうと同じことなのだろう。

私だって他人に敬意を払わない人間にはかちんとくる。せっかく伝統あるきれいな街並みなのに、とんちんかんな格好の観光客にうろうろされたら、確かにいい気はしないだろう。

むこうに行くからには服装問題も視野に入れておく必要があるだろう。

とりあえず、カラフルな洋服はよくないように思う。パリの人ってなんとなく地味なイメージがある。モノトーンにベージュ、柄といえばボーダー。

フランス映画なんかを見ても、庶民は地味な格好をしている。普遍的な格好とでも言うのだろうか、今だってそのあたりに売っているような衣装を着ているのが、昔のフランス映画の特徴の一つだと思う。

私の普段着はどうだろうか?街並みにミスマッチではないだろうか?バックにシャネルが映っている写真があったから変じゃないか確認してみた。しかし、よくわからなかった。






そういえばこの日は、久しぶりのショッピングだったから浮かれて、例によってセルフタイマーで写真を撮りまくったんだった。ついでだから他のものも載せておく。




これではプラダで買った人みたいだが、持っている袋はドリス・ヴァン・ノッテンというところのものだ。しかし、この建物って危ないよな。店の前に無駄な斜面があるのだから。自転車ですっ転んで死ぬほど恥をかいた嫌~な思い出がある。


なんだか妙な内容になってしまったが、これからはなるべく着ているものを写真におさめておいて、日本にいる時も街とのバランスを考えてみよう。だからといって、日本国内でわざわざバランスをとるつもりはない。我が国では日本語しか話さないのだから関係ない。

あと、思ったのだが、フランス人が英語を知っていても話さないのは、標準語に直すつもりがない関西人の心理に近いものがあるのだろうか(何を隠そう、私にもいくらか関西人の血が流れているのだ)。

他人の領土にずかずか入りこんできて、違う言葉でべらべら話しかけるのって、考えてみたら失礼な行為だ。妙な格好でうろうろされるのと同じくらい、いや、それ以上にフランス人にとっては不愉快だよな。

さあ、とにかくいろいろな方面からフランスに慣れていって、充実した旅にしようではないか!

5 comments:

  1. ゲンズブールのCDなら何枚か持ってますよ。
    杏里さんの格好は、ちょっと「普遍的な格好」では無いと思うな。
    バーキンなんてホントにヨレヨレのTシャツで映画出てたりしますもんね。

    ReplyDelete
  2. 杏里さんの優雅な容姿はフランスに
    合うと思いますよ

    ReplyDelete
  3. イタリアにすれば良かったのにぃぃ
    案内できたのにぃぃ
    まぁ、また次回

    ドリスの服を着るとは、お洒落だな
    日本人にはなかなか難しそうだけど、
    体系がいいから似合うんでしょうね

    ReplyDelete
  4. プラダのあそこは芝生を貼ろうがどうしようが斜めって滑るのでなんとかしろ、に一票。

    裏のDSQUARED2もいつのまにか無くなったし。
    欲しい服はタマにしかなかったけど。

    メトロの昔赤茶色だった(♯B22222あたりだった気がする)の壁をぬたっとした白に塗ったのは安物マルタンみたいで結構好き。

    ReplyDelete