Friday, December 23, 2011

香水って





毎日つけるわけでもないのに、やたらと香水を持っているのはなぜだろう?と、ふと考えてみた。答えは簡単に出てきた。私は自分で思っていたよりずっと感情的だからだ。

ロマンチックな人は言う。あの香水はしばらく嗅ぎたくない。元彼の匂いがするから。失恋した時につけていたのがベビードールだったの。だから香水を変えたの。云々。

すごくわかる。その香水をつけている時に嫌な出来事があると、同じ匂いを嗅ぐとダイレクトにその出来事を思い出してしまう。だから、その香水はしばらく(場合によっては一生)封印したくなるのだ。

たとえば、シャネルのガーデニアは大好きな香りなのだが、あれをつけている日、買ったばかりの洋服を置き忘れてしまったことがあった。服は見つからず、同じものをまた買い直した。ついでに他の香水も買った覚えがある。

アニックグタールの柑橘系も大好きな香りだった。しばらく連れ添うつもりだた。それなのに、付け始めて一週間ほど経ったところで、iPadを落とし割ってしまった。当分その香りから離れたことは言うまでもない。割れたもののことなんて思い出したくないからだ。

マーク・ジェイコブスのデイジーの時は、物ではなく人とのトラブルだった。

身近にとにかく大嫌いなやつがいて、それともめた時、つけていたのがデイジーだったのだ。そいつがいなくなってやっと、棚の奥から引っ張り出すことができた。

物や他人との間にあったことだってこれほど左右されるんだから、自分自身のことだったら大変だ。

たとえば大病をして、死ぬほど苦しい思いをしたとしよう。その時周囲にあった匂いは、病気が治った後も嗅ぐだけで嫌な記憶を蘇らせてしまうのだろう。

病気になったら、なるべく無香料のものを使わなくては、その後の人生で嫌なことが増えてしまう。

今愛用中の香りは、Stella McCartneyのStellaと、IlluminiumのWhite Gardenia Petalsだ。White Gardenia Petalsのほうは、日本ではいまいちマイナーだが、イギリスのキャサリン妃愛用の香りらしい。あの歴史的な結婚式の後、一時的に品切れになっていたのだが、最近はeBayでも手に入れることができる。これもまたガーデニアの香りで、どうも私はこのテのものに弱いらしい。南国の空港っぽいからか?

デルベというメーカーの忘れな草のボディスプレーもいい。これはルームスプレーにもなるので、実家では、犬が粗相をした時にも活躍してくれている。つまり、私にとっては犬が粗相をした時の匂いなのだが、好きなのだからそれで構わない。忘れな草というと尾崎豊さんを思い出してしまうが、それも全然構わない。あの曲をカラオケで歌う音痴のおっさんを思い出してしまってもいい。良い香りなのだから。

どうか、これらの香りを身にまとっている時に、嫌な出来事が起きませんように。今はそう祈るばかりである。やっと周囲の人とかぶらないお気に入りを見つけたのだから。

洋服よりも、香水がかぶるほうがより気まずい思いをさせられる。今も困っている最中だ。同僚のつけている香水を好きになってしまったのだ。こっそり真似して、彼女と会わない時限定で楽しませてもらっているのだが、罪悪感があることは否めない。うっかりばれて、「この泥棒猫が!」と言われては困る(彼女は絶対そんなタイプはない)、と言いつつもそんな台詞を期待していなくもないのだけれど。

そもそも、彼女と私ではたいぶ香り方が違っていたため、真似をしたとすら思われないのかもしれない。

香水って難しい。だからこんなに面白いのだろう。

Tuesday, December 13, 2011

バーレスク




結論から言おう。

映画『バーレスク』は最高の出来だった。これはDVD購入するべきだろう。

クリスティーナ・アギレラも、歌手の中で一番というくらいに好きだし、シェールは存在が面白くてたまらない。この二人が登場するというだけでつまらないわけがない。

しかし、映画館には行かなかった。飛行機の中で観られると思っていたからだ。だが、エティハド航空はそんなに至れり尽くせりの会社ではなかった。

レンタルが開始されても、しばらくは手に取らなかった。そこそこ面白いことはわかりきっていたからだ。いつ、どんな気分の時に観たって面白いのだから、今すぐでなくてもいい、と思っていた。

そうこうしているうちに、いつの間にか旧作になっていた。今が借り時だ。

ストーリーは想像通り。田舎から出てきた女の子が、ウエイトレスをしていたクラブでショー・ガールとしてサクセスしてゆくというもの。職場のかっこいい若者と、青年実業家との間とで、彼女の心は揺れ動く。そしてお決まりのハッピーエンド。
何のひねりもない。だが、実はミュージカルにはそれが大事なのだ。
凝ったストーリーなんぞ、誰もミュージカルに求めてはいない。素晴らしいダンスと歌、華やかな映像美、脳みそを使わない展開。でなければ何の意味がある?ちなみに、そこから歌とダンスを引き、センチメンタルさを足すと、韓国ドラマや少女漫画になる。私はどちらも大好きだ。

こんなややこしい時代に、よくぞこれほどの直球勝負に出てくれました。こんな映画を私はずっと待っていたのだ。

『フラッシュ・ダンス』と似ているが、あちらより断然好みだった。やっぱり、歌の要素も大切なのだろう。

それにしてもクリスティーナ・アギレラはうまい。演技だってしっかりしたものだった。ダンスは演出でどうにでもなる。黄金期のスター並みでなくても問題ないだろう。あれほどの歌唱力と表現力があるのだ。今後とも是非ミュージカル映画に出演し続けてほしい。

無難に『紳士は金髪がお好き』や『キャバレー』のリメイクなんかでもいい。

だが、本当に演じて欲しいのは、1930代のグラマー・ガールだ。個人的には禁酒法時代が好きなのだが、アギレラはバストが豊満すぎるので、フラッパー役が似合いそうだとは思えない。
いや、待てよ。ヘレン・ケインの役ならきっとぴったりはまる。ベティ・ブープのモデルとなった歌手で、モンローの『I Wanna Be Loved By You』の元歌も彼女が歌っている。第二次大戦直後の日本人歌手みたいな、癖になる声の持ち主だ。声質はまったく違うが、雰囲気のほうは再現できなさそうでもない。



サマセット・モームの『雨』をミュージカルでリメイクしてもいい。

もしも『ティファニーで朝食を』をカポーティーの希望通りモンローの主演で製作したら。そんな映画も素敵だ。ああ、でもそっちはやっぱりスカーレット・ヨハンソンかなあ。

なんでもいい。早く次回作を拝みたいものである。

まずは『バーレスク』をもう一回観ることにするか。


Monday, December 12, 2011












本日の撮影会に参加してくださった皆さん。寒い中ご足労いただき本当にありがとうございます。

誕生日だということで、いろいろとプレゼントもいただいてしまいました。
やっぱり嬉しいものですねえ。
老化を恐れるあまり、誕生日ノイローゼ気味だったものですから。まさか、こんなにテンションが上
がるなんて思ってもみませんでした。

子どもの頃は当たり前だったプレゼントも、大人になるにつれ貰えなくなってくるもの。

今年は久々に昔の私に戻ったようでした。意地汚い私は、何かをいただければもう幸せになれるんです。いやらしい話ですが。

スタジオさんからもメディキュットをいただきました。これがないと生きていけないくらい愛用しているので、飛び上がるくらいに嬉しかったですよ。

それから、商品券も感激でした。

「選ぶ楽しさ」が付いたプレゼントって最高ですからねえ。

繰り返して言いますが、本当にありがとうございました。

来年も撮影会は引き続き開催する予定です。

その際はまたよろしくお願いします。

Saturday, December 10, 2011

尻のためのコラーゲン

乾燥肌になってしまった。顔だけ名らまだいいが、体にいろいろ塗りたくるのでは、金もかかるし、匂いで気持ち悪くなってしまう。

だけど、この乾燥は見た目の悪さだけではなく、時には痒みも引き起こしてしまう。

そんなわけでコラーゲン粉末やコラーゲンドリンク、サプリメントなどいろいろなものを試している最中だ。

最初に買ったのは、「アミノコラーゲン プレミアム」というものだ。


飲み始めて一週間。顔はどうってこともないのだが、尻がやたらとすべすべになった。

汚らしい話なのだが(今、「話」と入力したつもりが「穴師」になっていて焦った。「穴師」すごい響きだ)、私は、冬場にはいつも尻の痒みに悩まされるのだ。

大小便の拭きが甘いというわけではない。これも乾燥からくるものだ。

だが、「アミノコラーゲン プレミアム」を朝昼晩、豆乳やヨーグルトに混ぜて飲んでいたところ、触っていると気持ちのいい尻が出来上がってきたのだ、尻だけではない。腰回りなんかもそうだ。

これはいい。

だが、この商品、ちょっと生臭いのだ。豆乳に入れる時は、豆乳自体臭みがあるので感じないが、ヨーグルトに蜂蜜とこれを混ぜると「おえっ」とくる味と匂いになってしまうのだ。

残念ながらリピートはないだろう。

続いて試したのが、「低分子 ヒアルロン酸コラーゲン」というものだ。



こちらは家ではなく、勤務している飲食店でのオリジナル・カクテルに混ぜてもらっているのだ。

豆乳+フルーツ・リキュール+コラーゲン。

これのいいところは美味しいということだ。甘いバニラ味なので、乳製品に入れると更に美味しくなるのだ。

だが、こちらにもネックが。自腹で買っているため、やや高いことである。

尻に聞いているのかも正直わからない。

リピートは微妙。

続いては「BBプラセンタ」というもの。

リピートするならこちらがいい。

プラセンタ入りというのも何となくいいし、パッケージも私の好きなブラック。味も悪くない。

しかし、これもちょっと高い。中身が少ない割には高いのだ。

ネットショップやオークションで安く買えればいいのだが、千円台で買うことは難しい。

ただコラーゲンだけではなく、プラスαで何か含まれているほうがどうせならお得だな、と思って、ogalandの「すっぽん&コラーゲン」というものも試してみた。

効果のほどはまだ不明だが、この安さは有り難いので買って飲み始めてみた。

まあ、初回は安いのだが、次からはそうでもないので「なんだかなあ」とは思う。それでも「すっぽん小町」というサプリに比べたらずっと安い。



アウトレットなどで売っていれば買ってみたいものの一つだ。

しかし、本当はドリンクが一番効くということは、以前自分の体で実証済みなのだ。

今はもう無いのだが、叶姉妹愛用という一本一万円以上するすっぽんドリンクは本当に最高だった。美容んみならず、健康にも効果があったみたいで、こんなに風邪をひきやすい私が数ヶ月間元気でいられたのだ。

あれほど効果的ではないのだが、昨日飲んだ「パーフェクトアスタコラーゲンリフター」というドリンクはなかなか良かった。



やはり尻のあたりがつるっと(それどころかぺたっと)する。

夕飯をコンビに弁当からおにぎりかカップラーメンにグレード・ダウンして、あと何本か飲み続けようかと思う。

そうなんだよなあ。サプリメントや化粧品に凝りすぎて、食費をどんどん削らざるを得ないんだよな。

我ながら本当に馬鹿だと思う。

だけど、食事では尻がつるつるしたりはしないんだもの。

尻がつるつるになる快感を知ってしまったらもう離れられない。

長時間座ったり、不要なものを出したり、パンツで圧迫したり、尻には負担ばかりかけているのだから、そろそろ甘やかしてやりたいのだ。

そうでもしないと、腹いせにぶくぶく太ったり、ぼつぼつが出来たりしそうではないか。

シートマスク!!





多分、私は今世界でも持っているシートマスクの枚数なら、けっこう上位に位置していると思う。

だって、二百五十枚くらいは持っているのだ。それでもまだまだ買うつもりなのだから、自分でもちょっと正気とは思えない。いいじゃないか、一日三枚は使うのだから、いくらあったって困らないだろう。そう自分に言い聞かせながら。

ほとんどが韓国産の安いマスクなのだが、たまには高いものも買う。もちろんネットで半額以下になっている物に限って。それでも高い物は高い。千円くらいは平気でする。まあ、美容液や何かだったら千円では買えないので、バラ売りをしているシートマスクにはまるのだろう。

老化を恐ろしく思うあまり、高級、高機能の化粧品が気になって仕方ないのだ。シートマスク一枚ならば手が届く。だからこんなに集まってしまうのだ。

どこにでも売っているのも良くない。イライラして、何かを買わずにはいられない時、シートマスクはたいてい目につく場所に置いてあるのだ。薬局でも、バラエティ・ショップでも、コンビニでも。

まだ買う気か?やめておけ!と自分の中のきちんとした部分が言うが、結局はだらしない部分が打ち勝ってしまうのだ。昔からよくあるように。

並べて写真を撮ってみると、本当に馬鹿らしい光景だと思い知らされる。キングギドラやヤマタノオロチだったらまだいいが、私の顔なんて、たった一つしかないというのに。

だけど、顔がたくさんあるというのは何となく憧れる。

一つの首に顔がたくさんというのではなく、アンパンマンのようにスペアの顔があるというのが羨ましい。

だって、一つに吹き出物が出来たら、もう一つの顔をくっつければいいということではないか。

常にベスト・コンディションの顔を持っていることができれば、いろいろと楽しいだろうし、何より楽になりそうだ。

いいなあ。

話をシートマスクに戻します。

ただ欲しいからばんばん買っているわけでもないのだ。もちろんそれもあるけれど、もっと大きな理由がある。

それは「選ぶ楽しみ」だ。

たくさんの物の中から選ぶことで、私は心地よい興奮を味わうことができるのだ。

レンタルDVDショップがそう。書店がそう。ネット通販もそう。

なんてったって、選ぶことは気持ちがいい。

天上から下界を眺めているような気分になる。えらくなったような錯覚に陥る。

選ばれなかったマスクたちに捧げる微かな同情もまたいい。自分が哀れみ深い善人かのような気がしてくるのだ。

同じシートマスクが200枚ではだめなのだ。違うシートマスクが10枚づつ、二十種類というほうがよっぽどいい。

この関係を王様と妻たちに例えたら、たまらなく贅沢ではないか。

何事もそうだろう。一つの種類だけではあっという間に飽きてしまうが、何十種類もあれば飽きることはそうそうない。

飽き飽きした気持ちでスキンケアなんかしたら、全部の行程が雑になってしまい、効果も半減してしまうだろう。

人間、ちょっと浮気性なくらいがちょうどいいのだと、シートマスクにはまって実感した。






























Monday, December 5, 2011

コモエスタ赤坂


面白すぎるのだ。『コモエスタ赤坂』のミュージック・ビデオが。

知人に教えてもらった数週間前から虜になってしまった。

この素晴らしさを一人でも多くの方に伝えたくて、You Tubeから動画をアップしてみたのだが、本人歌唱版が見当たらなかったため、素人の方の歌声が入っているものになってしまった。それはそれで面白いのでこれを載せることにした。
妙に再生回数が多いのは映像のおかげだろうか?それともボーカルのおかげだろうか?

私が個人的に好きなのはファッションと登場人物たちの行動だ。髪型がすごい(七三を見ていると楽しくてたまらない)。メイクがすごい。スーツがすごい。みんな何歳くらいなんだかわからないが、女性なんて案外若いんだろう。私より年下なんじゃないか?
赤坂の夜がどんなものだか知らないが、韓国クラブというイメージだったので、これを見て覆された。これはあくまでも華やかなりし時代の姿かもしれないが。

この動画と同ページの右端に出てくる『夜の銀狐』のミュージック・ビデオもなかなかいい。




チークダンス!何とも言えないねえ。一度やっている人を見てみたいねえ。盛り場で会った人にあんなにひっついたりするなんて、昔の人は勇気があるよ。何か掏られそうで恐ろしい。もしくは刺されそうで。


同じく教えてもらった『射手座の女』も面白かったのだが、You Tube内には発見することができなかった。行動もすごいしファッションもすごい。ローマ法王みたいな格好をした金総書記似のおっさんが出てくる。

カラオケに行った際には是非見てみてください。

私なんて、ここ半年くらいで一番笑ったと思う。

Wednesday, November 30, 2011

やぎとベーブ・ルースの謎


寝不足でカフェインばかり流し込んでいるせいで、胃が荒れてしょうがない。

ちゃんと眠れればいいのだが、私の性格の場合そうはいかない。

以前からさんざん言っているのだが、とにかくくだらないことばかり考えてしまってだめなのだ。

歌詞について疑問に思ってしまうともうおしまいだ。次の日はカフェイン中毒覚悟である。

『悲しい色やね』のメロディが突然浮かんできた時も困った。メロディが浮かんでくるということは、同時に歌詞も浮かんでくるということなのだから。

HOLD ME TIGHT大阪ベイブルース 俺のこと好きか あんた聞くけど」
という歌詞なのだが、この「ベイブルース」の部分がくせものだった・

普通に考えたら大阪湾付近で繰り広げられている悲しい愛の出来事という意味なのだろう。

だが、ベーブ・ルース(歌を聴く限りでは、ベイブルースなのかベーブ・ルースなのか判別できないのだ)という野球選手も、それはそれで実在していて、彼のこと言っているのでないとは言い切れないのだ。
ベーブ・ルースとは1920年代のアメリカで活躍したメジャーリーガー。Wikipediaによれば、最初にアメリカ野球殿堂入りを果たした五人の中の一人
世界の野球史に残るスーパーヒーローだ。

ジョー・ディマジオとこの人だけは、野球にまったく興味のない非常に女性的な私ですら、王と長嶋を知っているのと同じように知っていたくらいなのだから、そのすごさがうかがえるだろう。

『悲しい色やね』に出てくる「あんた」は、そのベーブ・ルースのような男かもしれないのだ。
屈強で超人並みの運動神経で、豪快に女をさらっていってしまうようなタイプの男。私はそんなやつなんてごめんだが、そういうのが好きな人にはたまらない魅力があるのだろう。
歌詞に登場する女は、そのベーブ・ルースのような男の中の男に「HOLD ME TIGHT」言いたいのかもしれないではないか。

だって、「俺のこと好きか?」なんて聞いてくる、夢しかないような男だなんて、相当テストロテンの分泌が激しそうではないか。アメリカ野球界が誇る伝説と同じくらい男らしい奴に決まっている。

以前はこの考えのせいで、ベーブ・ルースのことをひたすら検索することになってしまい、大変な思いをしたものだ。

昨日気になって困ったのが『やぎさんゆうびん』の歌詞である。

「白やぎさんからお手紙ついた 黒やぎさんたら読まずに食べた しかたがないのでお手紙かいた さっきの手紙のご用事なあに」
みんなが一度は思うことだろう(ぜひそうあってほしい)。黒やぎさんは人から来た手紙を食べてしまうくらい紙が好きなのに、よく「ご用事なあに」と書いた自分の手紙を食べてしまわなかったなあ、と。

好みの紙はそのやぎによって違うのだろうか?
それとも黒やぎさんは白やぎさんのお手紙でお腹が一杯になっていたのだろうか?

だが、お腹が一杯になるような手紙というのはいったいどのようなものなのだろう?
ずいぶん分厚いのではないのだろうか。

やぎにそんなものが書けるのか?そもそも会って話せばいいことなんじゃないか?
まあ、一つだけ確かなことは、やぎに生まれなくてよかったということだ。

紙なんかが主食じゃあたまったものではない。


Tuesday, November 29, 2011

またまた告知です。



12月11日(日)に五反田クラスAさんで撮影会があります。


偶然にも私はその日が誕生日です。この年では嬉しくもなんともないのですが、マネージャーにそこを強調して告知するように言われたので、一応知らせておきます。いわゆるアラサーですわよ。やんなっちゃうわよ。だからここのところ美容に命をかけているのね、私ったら。今気がついたわ。


どうでもいいことをごちゃごちゃと言ってしまいました。


興味のある方は、是非とも御参加ください。


クラスAさんのホームページはこちらから。


電話番号は090−2216−3992です。


ちなみに画像の猫は無関係ですのでお気になさらなずに。



昨日の撮影会に参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

何かのアレルギーで鼻水ずるずるの私ですみません。

写真のようなお土産もいただきました。感謝ですよ、まったく。

今回初めてiPhoneで撮った写真を載せてみましたが、それほど低画質じゃないんですねえ。

まあ、それはいいとして、来月もまた撮影会があります(これから告知します)。

そちらのほうもよろしくお願いします。

Tuesday, November 22, 2011

毎度のことですが




画像と内容は一切関係ありません。何かを企んでいるわけでもありません。


毎度のことですが、撮影会の告知をしたいと思います。


今週、11月27日(日)に、お世話になっている五反田のクラスAでさんで撮影会があります。年内は来月を含めあと二回を予定しています。


来年は免許取得のため忙しくなりそうなので、開催は未定です。


今のうちにふるって御参加ください!


詳細はこちらまで。



憎き人差し指


片手に五本もあると、どうしても指の中にも好きなものと嫌いなものが出てくるのは仕方のないことだと思う。私の場合、人差し指は一番よく使うくせに一番嫌いで、器用ではない薬指や中指はまあまあ気に入っている。
 
人差し指を嫌う理由はいくつもある。まず、その短さだ。私の人差し指は、中指や薬指とくらべてやたらと短いのだ。関節一つ分くらいは短いと思う。これは箸を持つにはあまり関係ないが、本を持つ時や、キーボードを打つ時にたまらなく不便なのだ。

本というものは手のひら以外では、主に人差し指、中指、薬指の三本によって支えられる。この時、人差し指が短いと、他の二本もそれに合わせようと不自然に曲げられることになる。特に中指には負荷がかかる。長時間そうしていると、手首が痛くなってきさえする。

キーボードの場合、一番ぱっと動く人差し指中心に打つため、あまりにも長さが違うと、どうしても他の指の出番が少なくなってしまう。曲げるのが面倒だし、もし第一関節を曲げてしまうと、指がふにゃっとなってしまい、力が入らない。この「ふにゃっ」ほど気持ち悪いものも滅多に無い。

本当はもっと他の指も使いたいのだ。なぜなら私の指は、人差し指以外相当の深爪なので、爪とキーボードが当たる嫌な音や、不愉快な感覚を味わわなくて済むからだ。

人差し指だとそうはいかない。どう手入れをしても、左右ともこの指だけは指の先の先まで爪がついたままで、それ以上短くなってはくれないのだ。他の指と違って、裏側から見た時も、爪の先を目で見ることができる。
これじゃあ、本当にまめに切ったり削ったりしなければ、キーボードに当たってしまう。ぞっとするような音を立てながら。
 
人差し指だけ深爪にすることができないのは、そもそも指が短いからである。きっと人差し指が短いものだから、体が勝手に他に合わせようとして、せめて爪だけは伸ばそう、としてしまうのだろう。それとも、しょっちゅうキーボードや色々なものにぶつかって、刺激を与えているからだろうか?
たぶん、どちらも原因になっているのだろう。

とにかく私は、こんな指に生まれてしまったことが悔しくてならない。
 手袋だって合わないのだ。そのうえ、男性的だというレッテルまで貼られる始末なのだから、たまったものではない。何の根拠があるのかは知らないが、人差し指が薬指より短い女性は男性的で、薬指が人差し指より短い男性は女性的なのだという説が、世間にはずいぶん浸透している。

ついでに私は親指もやたらと短い。おかげで手袋というものが気持ち悪くて仕方がない。不便極まりないミトンはもっと気持ちが悪い。
 
ともかく、このクソ人差し指があと五ミリ長ければ、きっとあらゆることがうまくいくのだ。
そんな馬鹿みたいな考えを抱かずにはいられない。

Wednesday, November 16, 2011

Gmarket

とにかく今は肌をきれいにすることに命をかけているので、この間も書いたのだが、潤いを与え、守るためにはどんな手間だって惜しまないようになった。
だが、手間は惜しまなくても、金はついつい惜しんでしまう。当然ではないか。金をかけるんだったら化粧品ではなく美容皮膚科につぎ込んだほうがよほど肌はきれいになる。

高級コスメはもちろん愛している。SK-II やコスメデコルテAQは値段に見合う効果を発揮してくれる。安いものとはやっぱり違う。だからこそ大切に、効果的に使いたいのだ。
そしてできれば安く手に入れたい。
それはどんなブランドだって同じだ。一円でも安く手に入るのなら、そっちの方法で入手したい。

Gmarketはそんな私にもってこいのサイトだ。それこそSK-IIなんかも、定価の半額以下で買えるのだ(もっとも、ここのブランドについては、まだこちらのサイトで買っていないので、本物かどうか定かではないのだけれど)。

買ったのは主に韓国の化粧品だ。
それがまた、気色悪いくらいに安いのだ。

たとえばこちらの美容液。


ちょっと高いサイトでは、60mlで八千円以上もするのに、Gmarketでは80ml千円くらいから売っている。

気持ち悪いだろう。怪しすぎるだろう。

だが、これにはからくりがある。

80mlというのは、実は4mlのサンプルサイズが20個という意味なのだ。普通サイズでも十分安くなっているのだが、サンプルサイズは本当に冗談みたいな値段だ。

韓国では、買った人に対してはサンプルをばかすか配るらしい。だから、サンプルがいくらでも出回っているのだろう。

同メーカーの他の商品も似たようなものだ。

たとえば、日本にも原宿や新宿にショップがあるSKIN FOODも、破格で買えるブランドの一つだ。

中でもスクラブは大人気商品で、店頭でも猛プッシュされていた。



日本定価では約千五百円なのだが、Gmarketだと三分の一以下の値段で買える。

よもぎパットや、シートマスクなんかも安い。六十枚で千七百円だなんて、正気の沙汰とは思えない。日本で買うと一枚百円くらいのものが(それでも安いと思うのだが)三十円やそこらで売られていたりもする。

しかも、ほとんどの商品が送料無料なのだ!たとえかかっても、二百円だとかそんなものなのだ。

それでもたいていが一週間ほどで到着するので、海外の通販サイトに時々あるみたいに何週間も待たされることも少ない(今のところはまだ)。

これは買わないわけにはいかない。

私は狂ったように買いまくった。シートマスクなんて、色々会わせると百二十枚くらいは買った。

十五種類ほど買って、使った金額は二万円ちょっと。その中には当然、シートマスク百二十枚も含まれているのだ。


商品はどんどん届いているが、今のところ偽物?と思える粗悪品にがっかりさせられずに済んでいる。


とにかく、ここのサイトを知らずに韓国コスメを買おうとする人がいたら、声を大にして止めて差し上げたい。


まあ、妙なものを掴まされても自己責任でしょうけれど。


そこらへんは私だって覚悟しているのだ。


Gmarketへはこちらから











Friday, November 11, 2011









実際のところ、肌がきれいかそうでないかなんて、自分以外はそれほど気にしてはいないのだと思う。

もちろん、あまりにも汚いとなると話は違ってくる。あくまでも、私のような何の変哲もない肌の持ち主の場合である。

昨日よりも今日のほうが調子がいいかどうかなんて滅多に気づかないだろうし、仮に気づいたとしても、まったくもって重要な問題ではない。

だが、本人にとっては、それが女性である場合とんでもない大問題で、もしも不調を指摘されたらちょっと無理をしてでもどうにかしようとするだろう。

まあ、人というのはよっぽど嫌いな人間でない限り、挨拶代わりに「調子よさそうだね」とか「悪そうだね」とか、「太った?」とか「痩せた?」とか、何かしら言ってみるものだ。特に変化がなかった場合でも、とりあえずは言ってみるものだ。

もっと言えば、本当は太っていたとしても、「痩せた?」と言ってあげる優しさがたいていの人にはあるので、何かが以前と違う場合(その人が前より良くなっていても、悪くなっていても)その優しさを発揮してしまったりもする。

前々から不思議に思っていたのだが、男性という生き物は、なぜ薄化粧の時ほど「今日は化粧が濃い」と言うのだろう?

なんだかいつもよりブスだな、と思った時、たいていの男性にはすっぴん信仰があり化粧が濃いほうがブスだと思っているので、「濃い」ということになるのだろうか。

それはいいとして、「太った?」でも、「肌の調子が悪い?」でも何でも、気なしに言った一言がひどく相手をしょんぼりさせてしまうことは多い。

反対に、有頂天にすることもまた多いものだ。

今日の私がそうだった。「肌の調子が良さそう」と言われ、すっかり気をよくしてしまった。

最近ものすごく気をつかっていたのだ。乾燥する季節になったからである。

そもそも私は乾燥肌ではないと思っていた。朝起きると鼻周りがぎとぎとしているし、粉をふくことも滅多にないからだ。

だが、どこかのサイトで肌のきれいな人が「絶対に乾燥をさせないようにしている」と言っていたのを見て、乾燥させないくらいであれだけ美肌になれるというのなら、ここはひとつ私も徹底的に乾燥と戦おうと決心したのだ。

化粧品はもちろんのこと、理美容家電をフル活用して保湿している。

心から家電を愛する私だから、ただ化粧品を塗るよりもテンションが上がるのだ。好きなものでケアをすると、エンドルフィンが分泌されて、ますます肌に良いような気がする。

化粧を落とす時、シートマスクをする時、必ずスチームを浴びる。眠る時もナイトスチーマーを隣に置く。保湿に割けそうな時間は、一秒たりとも無駄にしたくはない。

もったいないのは、パソコンの前にいる時だ。睡眠時間とまではいかないが、その半分くらいパソコンの前にいることはざらにある。その時間に保湿できないものか。

機械の近くだから、当然スチーマーは使えない。

いい方法はないものかと調べていたら、水を入れずに使える商品を発見したのだ。

それが、写真に写っている、卵のようなマシンである。

本当は二個セットではないのだが、一個だと片側ばかりが保湿されそうなので、左右分を買ったのだ。

大正解だった。肌もまあ、調子がいいし、何と言っても髪がさらっさらになるのだ。

マイナスイオンの、微かな微かな金属っぽい匂いもまたいい(マイナスイオンかはわからない。アイロンからも似たような匂いがするのだが)。

気休めかもしれないが、別にいいのだ。気分さえよければいいじゃないか。

病気は気から、美容も気から。

その隣にある携帯電話のようなものも、なかなかいい仕事をしてくれる。

実はこれ、こう見えて化粧水なのだ。

内側に化粧水をセットすると、すごく細かいミストが出る仕組みになっている。

これは持ち歩いて、「肌にいいことをしているな、私って」と自画自賛することで、脳内麻薬を分泌させようという魂胆なのだ。

だが、そもそもエンドルフィンが肌にいいのかは怪しい。いいという噂はあるが、眉唾物である。それに、あんまり楽しんでしまうと、他の物質も分泌されてしまいそうだ。

少なくとも、ドーパミンだとかアドレナリンは皮脂が増えそうなので、なるべく分泌させないほうが良さそうだ。

だが、そんな人生に何の意味があるというのだろう?

Monday, November 7, 2011

ミラノで撮った写真






Body Sushi



いやあ、楽しかったなあ。コスプレイベント!

かなり笑っていただけてので、本当に作って良かったわよ。

来年はミシュランコスプレなんかいいかもな。

だが、このヘンテコな寿司コスプレ、誰か他の人が着てくれないだろうか。

人が着ているところを写真に撮りたくてたまらない。


一命



ここでは、映画の『一命』を観た感想を私なりに語らせていただきます。

知らず知らずのうちに核心部分に触れてしまうかもしれないので、そういうのが嫌いな方は読まないでください。

あと、今の私は四錠のハルシオンで普段通りのテンションとはいえません。あんな雑魚でも量をこなせばまあまあになるのね。


それはともかく、何の前知識もなく、ただ誘われたので行ってみたのだが、これがなかなか興味深い内容だった。

あらすじは以下の通り(goo映画より引用)

戦国の世は終わり、平和が訪れたかのようにみえた江戸時代初頭、徳川の治世。その下では大名の御家取り潰しが相次ぎ、仕事も家もなくし生活に困った浪人たちの間で“狂言切腹”が流行していた。それは裕福な大名屋敷に押し掛け、庭先で切腹させてほしいと願い出ると、面倒を避けたい屋敷側から職や金銭がもらえるという都合のいいゆすりだった。そんなある日、名門・井伊家の門前に一人の侍が、切腹を願い出た。名は津雲半四郎(市川海老蔵)。家老・斎藤勘解由(役所広司)は、数ヶ月前にも同じように訪ねてきた若浪人・千々岩求女(瑛太)の、狂言切腹の顛末を語り始める。武士の命である刀を売り、竹光に変え、恥も外聞もなく切腹を願い出た若浪人の無様な最期を……。そして半四郎は、驚くべき真実を語り出すのだった……。


これだけではわからないから、早速核心部分を言ってしまおう。そうでないと進まない。

繰り返します。嫌な方は読まないでください。



つまりだ。半四郎は求女の義理の父親なのである。実年齢は五つしか離れていないが、親子なのである。

半四郎はメロドラマもびっくりの不幸な境遇だ。

まず、仕事がなく(ものすごく腕が立つにもかかわらず)、仕方なく傘張りの内職をしている。妻に先立たれた彼は、病弱な一人娘、美穂に愛情を注いでいた。ある日、親友の田尻が亡くなり、その忘れ形見の求女を育て始める。美穂と求女は恋仲になり、やがて結婚し、一児をもうける。だが、依然として仕事はなく、美穂も働けず、傘張りと求女が寺子屋で教えて稼いだ収入に一家は頼らなければならない。冬を迎え、美穂の病は悪化し、最悪なことに孫まで病気になってしまう。最後の手段として狂言切腹を選んだ求女。半次郎たちはそのことを知らず、求女の帰りを待つ。ひどい寒さと飢えにより、ついに孫は死んでしまう。悲しみに暮れる父娘の元に、更なる辛い出来事が。切腹した求女が無言の帰宅を遂げたのだ。ショックと衰弱で美穂も帰らぬ人に。

うーん、すごい。不幸、不幸のオンパレード。

貧乏、不幸描写があまりにもヘビーで、胃もたれならぬ不幸もたれしそうだった。
暗い話好きの私としてはべたべたな不幸や貧乏に思わずほくそ笑んでしまった。

だが、切腹シーンは素晴らしかった!冒頭からいきなり、何十分も続く長い切腹シーンを拝めるのだ!このシーンだけでも観たほうがいい(トイレに立つなら中盤の不幸シーンがおすすめだ)。切腹こそがこの映画最大の見せ場なのだから。何せ竹光だからなかなか刺さらないという設定なのよ。何度も何度もチャレンジはするんだけれど。
長く長く苦しんで、苦悶の声を上げ、血を滴らせ、それでもなかなか死ねない。
カンヌ映画祭に出品した時も、件のシーンに耐えきれず席を外す外国人が絶えなかったとか。

私は残酷シーンこそが大好物なので何の問題もない。血も、痛みも平気。だって、女の子だもん。
しかし男の子は観ていて辛かったことだろう。生理がないと娯楽が限られるのよね。レバーも苦手な人が多いし。
きっとそんな男性の一人だったのだろう。私たちの横にいたおっさんは。
彼は痛そうなシーンや、辛いシーンがスクリーンに映し出される度に、何度も何度も大きな嘆息をもらすのだ。最初、私は空調が壊れているのかと思ったが、そうではなかった。
ちょっと面白いとは思うのだけれど、せっかくの切腹シーンであの息は気が抜ける。
まあ、楽しませてもらいましたが。

楽しませてもらった点は他にもある。

海老蔵さんは失業した武士で、おまけに孫までいる。冴えない中年としか思えない設定だ。

だが、スクリーンの中での彼は、いいパパにもいいおじいちゃんにも、腕の立つ剣豪にも、復習に燃える鬼にも見えない。

チンピラにしか見えないのである。

そもそも『一命』に登場した大名家はそのまんま組事務所と言っていい。組長も若い衆もいるのだし。海老蔵さんはそこに乱入してきたヒットマンのように見える。ヤクザというには軽さを拭えない。チンピラ!そう、チンピラなのだ!

これほどチンピラを素晴らしく演じられる役者はハリウッドにも滅多にいないだろう。
どうですか?海老蔵さん、次回作はヤクザ映画か北野武さん映画に出られたら。

ハリウッドデビューもあり得るかもしれない。

何気に期待しているんですからね。

Monday, October 31, 2011

女体盛りコスプレを作りながら

ハロウィンである。六本木にいる人々の浮かれようったらない。びっくりするくらい多くの人が、堂々と仮装して歩いている。この寒いのに、上着さえきないで。
色々なキャラクターがいた。いろいろな職業がいた。ピカチュウ、悟空、ジャック・スパロウ、ブルーマン、マリオ、ルイージ、メイド、ナース、ポリス、ときりがない。


もともとハロウィンを祝っていたお国柄の外国人は確かにすごい。だが、途中参入の日本人だって負けてはいない。どういうものか分からないまま、生活に取り入れてしまっている。
日本人はそもそもコスプレが好きなのだ。
あれほど自己主張しない服装もなかなかない。コスチュームを着ていれば、それはもう自分ではない。なりきってしまえば尚更だ。
あるのはその職業の、そのキャラクターの、固定されたイメージだけで、その人本人はどこかに隠れてしまう。
自分を全面に出すのが苦手な人にとって、コスプレはうってつけの遊びだ。


だが、控えめな日本人らしく、みんなが仮装するこの時期に便乗してコスプレを楽しむ人の中にも、へそ曲がりは存在する。
誰かと同じコスチュームは着たくない、という馬鹿が。そういう奴は、金と労力をかけ、衣装を手作りしたりする。


つまり、私のような奴だ。


今年は女体盛りのコスプレをする予定で、そんなものなかなか売っていないから、自分で作っているのだが、これがかなり骨の折れる作業なのだ。
ベージュのインナーウエアに偽物のハランを縫い付け、その上から食品サンプルの寿司を張り付ける。
午後六時からぶっ通しで作業をしているが、まだ終わらない。風邪気味の体にむち打っての作業は、はっきり言ってしんどい。


この衣装はそもそも勤務している六本木@ばーじんのコスプレイベントで着る予定なのだが、10月31日のハロウィン本番の夜なんて、混むわけがないのだ。
これは毎年同じで、ハロウィンやクリスマスなどのイベントの日には、いつだって閑古鳥が鳴く。
世間の人はイベント事を大切にするらしく、女の子のいる店で酒を飲むような日にはしたくないらしいのだ。
コスプレは好きだが、イベント自体には興味を持てない私にはよくわからない心理状態だが。


そういうわけで、半日かけて衣装を作っても、そう多くの人がこれを見るわけではないということだ。着たままパーティーにでも行けば別だが、間抜けな犬と同じで、縄張り外で変わったことはできない小心者には無理な話だ。しかしそんなことは問題ではない。
個人的には、見られることにはそれほど意味が無いと思っている。人様の感想を聞きたいわけでもない。ただこの奇妙な衣装を作って、着ることだけに意味があるのだ。
それならば、ハロウィンに関係なく勝手に作って着ればいいような気もするが、そうもいかない。なにしろこの衣装には、インナー代、食品サンプル代、接着剤代、糸代、箸代含めて二万円以上の金がかかっているのだから。仕事で、という言い訳でもない限り、そんな大枚をはたく度胸なんてないのだ。


さて、そろそろ糊が乾いてきた頃だろうか?
作業を再開しなくては。

Friday, October 28, 2011

法定画










とにかく法廷画が好きだ。あの独特のぼやっとしたタッチ。ローランサンをもっと雑にした感じと言えなくもない、あの独特のタッチ。素敵ではないか。

昔からずっと好きだった。一度でいいからあれ風に描いてもらいたい。それが、小学生の頃からの夢だ。高名な犯罪者にならなければ無理だとわかってはいたが、私の性格ならそれもあり得ると薄々思っていた。

幸運なことに、今のところ夢は叶わずに済んでいる。

だから、今はただ見て楽しむことしかできない。

以前は国内のものが好きだったのだが、最近国産法廷画はやたらと漫画タッチでよろしくない。

有名なところだと、市橋被告。



完全に今風の漫画だ。いくらストーリーが面白くても、絵が今風の漫画にはどうしても馴染めない。

畠山鈴香被告もこれじゃあレディコミだ。



いくらレディコミが好きでも法廷画としてはこれでは違う。

アメリカのもののほうが、よっぽど私のイメージする法廷画らしい。

中でもセレブリティを描いたものは元々の情報がある分、本人と比べて楽しむことができる。

いくつか貼らせていただいた。いいねえ、彼女たちのふてぶてしい表情ときたら、何とも言えないねえ。

いつか一枚くらい手に入れたいものだ。

展示会なんかもあるのだろうか?もしあるとしたら是非とも行ってみたい。

ああ、こんなことを書いていたら興奮してきてしまった。

面白くて面白くて眠れないではないか。

どうしてくれる、ぼやっとした絵たちよ!

Thursday, October 27, 2011

綿あめの牢屋





見てほしい!牢屋の壁が綿あめだなんて!!!

Jennifer Rubellという方が作ったらしいが、なんてすごい発想なのだろう!!



べたべたしそうだよな。本当にべたべたしそうだ。この壁に寄りかかって眠ったりしたら、髪の毛がめちゃめちゃに絡まってしまうだろう。

綿あめ好きにはたまらないのだろうなあ。

私もまあ、嫌いなほうではないから、一度くらいはこの中に入ってみたい。

綿あめというやつは、はっきり言って美味しい食べ物の部類には入らない。

ただ甘いだけ。こくもなければ香りもない。飴の中でも味という面ではかなり下のほうのランクだと思う。そもそも飴自体それほど美味しいものではないというのに。

だが、時々無性に食べたくなってしまうのだから、食べ物というのは、必ずしも味が全てではないことを綿あめは物語っている。

食べるという行為は、その罪悪感も魅力の一つ。

カロリーの高そうなものを食べる快感、体に悪そうなものを食べる快感。

中でも、食べてはいけないものを食べる快感ほどぞくぞくする行為はない。

実際そういうものは、食べると後悔することになるので、一見食べられなそうだが、実は食べられるものが一番好ましい。

子どもは大人よりも、食べてはいけないものを食べたいという願望が強いはずだ。その証拠に、子どもの好きそうなお菓子にはそういうものが多い。

綿ガムもそう。紐みたいなグミもそうだし、テープみたいなロール状のガムもそう。

綿あめなんてまさにそうだ!

その、食べ物ではなさそうだが、実は食べられる綿あめが、普通は食べ物であるはずのない壁一面に敷き詰められているなんて、ちょっと哲学的ですらある。

そういえば、真っ黒な綿あめってないのかなあ?

もしあるのなら、食べてみたいのだけれど。