Thursday, June 9, 2011

おしどり探偵







やっぱり好きだ。1920年代。フランスもイギリスも日本の大正ロマンもいいが、特にアメリカのRoaring Twentiesが最高だ。


何故なのだろう?どうしてここまで惹かれるのだろう?


いろいろ考えてみたのだが、日本のバブル時代を好きなのと同じ理由だということが、なんとなくわかってきた。


浮かれ景気に振り回される人々が、なんとも哀れで羨ましく感じないでもない。


私だってああいう時代を経験したかったわよ!


20年代はファッションの面でもなかなか興味深い。


以前にも書いたが、とにかく私はフラッパー・スタイルを愛しているのだ。


あの、ゆるっとした着心地の良さそうな上下に、やたらと長いネックレス。エジプトブームの影響なのか、ツタンカーメン王のような、いやもしくは水泳選手のようなぴたっとした帽子。チャールトンに映える装飾的な服と小物たち!ああ、もうたまらない!


というわけで、そういった20年代ファッションが楽しめる海外ドラマ『おしどり探偵』に、私は最近はまっている。


アガサ・クリスティ原作のこのドラマは、非常に軽いミステリーで、はっきり言って話自体はどうということもないかもしれない。


妻の尻に敷かれがちな探偵と、その秘書をしている、おしゃれで夫以上に鋭い夫人が繰り広げる、コメディ・タッチの推理劇。


韓国ドラマのしょうもなさともまたタイプが違うのだが、これはまたこれでしょうもなくって面白い。トレンディドラマではないのだが、そういうテンションでも楽しめる。


舞台はイギリスなので、私が一番興味を持つアメリカの20年代を知るのにはそれほど役に立たないが、ファッションはやっぱりフラッパー風で、そこはすごく参考になる。


『美男ですね』を見終わってしまったので、代わりになるようなドラマを探していた。
難しいことは何も考えず、頭をからっぽにするために見るような作品を。


『おしどり探偵』は、そんな私のニーズにぴったりだった。


本当のミステリー好きならば、このドラマで頭をからっぽにしたりせず、犯人探しに熱中するのだろう。
だが、私はミステリーを見ても犯人探しを楽しむほうではない。


物語を追って行くだけで十分満足してしまう、お手軽な奴なのである。


だからとにかく、「ああ、かわいい服だ」とか、「面白い帽子だなあ」などと思いながら、画面をぼうっと眺めていて、最近はそのひと時がすごく幸せだったりする。


1920年代のファッションがお好きな方は、よかったらチェックしてみてくださいな。

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