Saturday, September 24, 2011

最悪の夢

私は臆病だ。殴り合いの喧嘩などしたこともないし、他人と言い争うこともめったにしない。

臆病だから?いや、面倒くさがりだからだろう。

しかし、いくら争いごとが嫌いだからといって、苛立ちにくいほうではない。

むしろ、人よりずっと苛立ちやすいほうだと自覚している。

たとえば、今いる一番嫌いな人がとことん不幸になってくれたらいいのに、と思う。その様子を想像すると、ちょっと癒されるくらいだ。

わかっている。こういうのを「性格が悪い」と言うのだ。

人が楽しそうなところを見るより、人が苦しんでいるところを見たいという願望だってないわけではない。

性的サディズムではない。もっと日常的なものである。

なぜ、こんなことを言うかというと、さっき見た夢がとんでもないものだったからだ。

夢の中で私は、誰か気に食わない人間を拷問していた。

殴る、蹴るの暴行を与え、手下に命令してそいつを全裸にし、尻を出させた。

そして、彼の尻の穴に縦笛を無理くり突っ込み、がしがしかき回した。

直腸から、内臓をえぐり取るかのように。

次に、縦笛を引き抜き、奴に命令した。

「それで何か曲を吹け」と。

彼はしぶしぶ吹いた。

「からす」だった。

目が覚めた時、私はにやにやしていたかもしれないが、あまりそれは認めたくない。

きっと『真昼の暗闇』を読んだせいなのだ。そう自分に言い聞かせた。

だが、それだけではないと、本当はわかっている。

私はしょっちゅう人を殴ったり、それどころではすまなくて、命を奪ってしまい、遺体を隠す夢をみるからだ。

寝る前に読む本のチョイスを変えたほうがいいかもしれない。

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