Friday, October 14, 2011

私が痩せない理由

ダイエットに成功しない理由なら自分でもわかっている。
寝る直前に食べるのがいけないということくらい、いくら阿呆でもわかる。

一日活動し、疲労と共にベッドにもぐり込む時ならば、三時間前に食べる余裕がある。二時間他のことをして過ごす時間的余裕があるからだ。
しかし、二度寝の場合そうはいかない。

そもそも私にしてみれば信じられない。七時間もぶっ通しで眠ることのできる人がいるなんて。
三時間から四時間で一度目が覚めなかったためしなどないからだ。

どうやらこれは両親共からの遺伝らしい。だから、幼い頃は世界中の人が皆そうなのだと思っていた。三、四時間寝て、二、三時間時間起きて、また三時間程度眠る。人間というのは全員がそのサイクルなのだと。
動物はもっと頻繁に目を覚ますので、それはしごく当然の考えに思えたのだ。

確かにそういう人はとても多い。しかしある時、私は気がついた。彼らにはある共通点があったのだ。
重厚な眠りの霧の奥から、尿意という自然現象によって突然現実に手招きされ、墓から這い出すゾンビのごとく起き上がる。そして、数歩歩いた後、鮮やかな放水音を発すると、憑き物が落ちたような表情でまだ温もりの残るベッドに再び身をうずめるのである。
夢の世界が現実と取って変わるのに、そう時間はかからない。ものの数分といったところだ。

こういう人といると、私は羨まずにはいられない。
便器に溜まった自分の体液を眺めたその後も、夢の世界は私を締め出し続ける。
一応眠ろうと努力をしてみる。本を読んだり、お気に入りのサイトを見たり、マッサージをしたりして、リラックスするよう努める。
しかしそれらは無駄な努力で終わる。
何かを胃に入れないことには、私はもうそこから一日を始めるしかなくなってしまう。
まさしく今がその状態だ。

この時間帯に健康的な食べ物なんか手に入らない。かといってダイエットフードだと、眠りにつけたとしても、一時間もすれば同じ行動を取るであろうことは目に見えている。

それなりのカロリーを摂取するしかないのだ。不幸なことに。
そしてもっと不幸なことに、このタイミングで食べるご飯は美味しいのである。
更に!私は起きて直ぐ焼肉や天ぷらを食べられる健康体ときている。むしろ、粘ついた舌では薄味など味のうちに入らない。しっかりと味がついていて、なおかつ渇いた喉の滑りを良くしてくれるような油分を体は欲しているのだ。

寝不足の辛さは痛いほどわかっている。
それが続くときまって風邪をひき、仕事を休むことになり、その結果収入が減ることも。
収入が減らなければダイエットもできる。ダイエット食品は馬鹿高いからだ。

諦めるしかない。今食べずに、結果としてダイエットにはなるが風邪をひくよりは、今食べて後で調整するほうがいい。

だが、この習慣がある限り、調整したって無駄なのだ。朝からの暴食は胃を大きくしてしまうからだ。

ああ、今日もまた食べてしまった。蒙古タン麺のカップ麺と、バームクーヘン。渇いた喉には甘味もまた美味い。普段はそうでもないのに。

意地悪な眠気が遠くのほうで微かに気配を見せはじめた。あと三時間起きていることもできないわけではないけれど、それをやってしまったらもうほとんど眠る時間がなくなってしまう。

もしもショートスリーパーだったならこんな苦労はしなくてもよかったのに。

睡眠圧縮剤か、高カロリーとしか思えない味と腹持ちのダイエット食品が発売されてくれればなあ!

食べてすぐ寝ると牛になる、とはよく言ったものだ。昔の人はやっぱり物事の確信をついていたのね。

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