Saturday, January 28, 2012

油が……





これから私がしようとしている告白は、例えようも無いほど不潔で、みっともないものである。

汚い話が苦手な人や、いないとは思うのだが、私を多少でも美化している人がいたとしたら、今すぐにページを閉じたほうが懸命だ。


ここ数年来私は、とある薬を使用している。それは違法というわけではない。しかし、ある意味ではとても危険な薬だ。パートナーのいる人は絶対に手を出さないほうがいい。この薬がもたらす作用を一目でも見れば、百年の恋でも冷めてしまうだろう。

医療関係者以外でゼニカルという薬を知っている人は、病的な肥満か、手段を選ばないダイエット狂だ。なぜならこれは脂肪吸収阻害剤だからである。どういうことか?つまり、摂取した油分が吸収されないよう、体外に排出する薬なのだ。脂っこいものを食べた後これを服用すると、二割程度が流れてくれるわけだ。

多くの場合、油は便と一緒に排出される。ただし、あまりにも脂っこい食事の後は、ガスが出ただけでも油が滲み出してしまうのだ。ゼニカルに出逢う前は、尻の穴から油が出るなどという珍事を経験したことなどないから、下着の下がどうなっているかなど、手遅れになってみないとわからない。

不快な湿り気を感じるか、悪臭が鼻をつくかのどちらかである。

いずれにしても、何かがおかしいということは動物的勘で察知するので、すぐさまトイレに駆け込むことになる。そして、ゼニカル愛用者なら誰もが通る道だと思うのだが、下着の上の(時には洋服の内側の)惨状を見て、愕然とする。

罪の無い下着は、おぞましい臭いを放つ黄土色の油に汚され、もとの姿をとどめてはいない。

大人になって便を漏らすということは、途方も無い敗北感を意味している。人間として最低のラインまで落ち込んでしまったと痛感させられるのだ。

だが、落ち込んでいる時間さえ、そう長くは許されない。

便意が体内を駆けずり回り、すぐに乾ききらぬ尻を冷たい便器に押し当てることになるからだ。

あまりの臭気に鼻息を止めながら、産み落としたもののを見てみると、そこに横たわっているのは見慣れたお友達ではなく、いつか食べた担々麺なのだ!

ああ、担々麺が好きな人、ごめんなさい。

便器の表面に浮く、赤みがかった油は、まさしくあの麺のスープだ。違うところは匂いくらいだ。

爽快感にうっとりした後は、地獄の便器掃除が待っている。こびりついた油はなかなか落ちてくれない。


便が担々麺になるのはいいのだけれど、ガスと一緒に油まで出てしまうのは、あまり日常的ではない。だが、これほどはっきり効果が目に見えるダイエット薬の使用をどうして諦めることができるだろう!

おむつ愛用者になるという茨の道しか残されていないとしても、私は甘んじてそれを受け入れよう。

ライフリーリハビリパンツという素晴らしい履き心地のものがあるのだから、おむつ生活だってそう悪いものではない。

明日、撮影会があるので、当然昨日今日は服用していないが、終わったらまたお世話になる予定でいる。

ちなみに、似たような効果でもっと安いalliという薬も試してみたのだが、ゼニカルに比べると油の出はいまいちだった。


ああ、なんて汚らしい記事だったのだろう。

これを読んだ方の後悔が目に浮かぶようだ。

5 comments:

  1. すごい薬ですね
    服用した後は屁もできませんね
    電車の中などで気を付けてください

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  2. ヘェ〜こんな薬があるんだ^^;
    ダイエッターですね。

    それ飲んで、お肉たらふく
    食べてみたい(´・_・`)

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  3. 俺も飲んでみようかな、、、
    どこで買えるの?

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  4. 素晴らしい告白!
    尊敬します。

    なーに、こんくらいの話では鈴木杏里ファンは引いたりはしませんぜ^^

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