Monday, April 2, 2012

アートナイトレポート



先週の話になってしまうが、今年も六本木アートナイトに行ってきた。初めて行ったのは2010年。昨年は震災の影響で残念ながら中止になってしまったので、今年は去年の分まで楽しんでこようと思っていた。


とはいっても、それほど時間があるわけではなかったので、ヒルズを中心に観てきました。


交差点近くのカーデルで買ったケバブをかじりながら歩いた道の楽しかったこと!


当然、人通りは多かった。面白かったのは、真面目そうな人たちがわんさかいたこと。制服姿の男子高校生なんかもいた。深夜の六本木を賑わす人々の普段とは違う顔ぶれに、「ああ、イベントなんだなあ」と実感。テンションの上がらないわけがない。


そうそう、震災後は深夜営業をしなくなってしまった青山ブックセンターも、この日は朝まで開いていた。


最初に目に飛び込んできたのは、『バナナ・リパブリック』前あたりでくるくる回転するカラフルなワニたち。








これはやたらと印象に残った。


続いて目に飛び込んできたのは暗闇に明滅するボタンの群れ。










それから巨大なコンバース。これ、私もまったく同じ靴を持っている。







ヒルズアリーナは草間彌生一色。思わずTwitterで「六本木自殺未遂」とつぶやいてしまった。彼女の著書『マンハッタン自殺未遂』をもじって。






しかし、タイミングが合わず、ステージを観ることはできなかった。悔しさに唇を噛みつつも、その日のメイン・イベントであるイ・ブル展に向かった。


なんと、この日は入館料が展望台とセットで千円ぽっきりなのだ!










ずっと行きたかったのよ。なんてラッキーなんだ。


すごく充実した内容で本当に得したと思う。写真を載せられないのが残念だ。


展望台には普段なら興味ないのだが、せっかくだから、煙と同類の馬鹿になったつもりで眠らない街を見下ろしてみた。















うーん、明るいねえ。ぎらぎらしているねえ。みんな働いているんだねえ。遅くまでご苦労様。


私はけっこう現実的な性格だ。こういう人は夜景を見るのには向いていない。


まあ、なんだかんだ言っても展望台は楽しかった。いる人間がとても面白かった。


世界は二人のもの、といった感じのカップルがいるすぐ横で、酔っぱらいが眠りこけている。しかも、そんな酔っぱらいが何人もいるのだ。酔ってはいなくても、疲れて座り込んでいる人も目立つ。


美術館内にもそういう人たちが何人もいた。


イ・ブル展と同時に「MAMプロジェクト016:ホー・ツーニェン」という展示会も開催されていたのだが、映像作品が上映されている部屋の中で真剣に鑑賞している人間は全体の三分の二くらいだった。残りの人たちは座り込んだり、気持ち良さそうに眠ったりと、それぞれのやり方で始発を待っていて、まるで早朝の六本木駅ホームのようだった。


こういう人たちは作品ではなく、ネットで話題のパンチラを拝みにきたのかもしれない。


イ・ブル展では、一部の床が鏡ばりになっており、ミニスカートで行こうものなら、見知らぬ他人に大サービスしてしまうことになるのだ。まあ、ミニスカートを穿かない私には関係のないことなのだが、世のお嬢さん方には大問題だろう。


そこで提案なのだが、イ・ブル展の入り口でズボンを売ったらどうだろうか?けっこうぼれると思う。


アートナイトの話をするつもりが、いつのまにかお下劣になってしまった。

























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