Monday, August 27, 2012
ピピ島を思い出し、旅気分を盛り上げる。
そういえば、ピピ島に行った時のことを書き忘れていたので、ここでちょっと触れておこうと思う。次はギリシャのことをいろいろ書かなきゃならないだろうから。
訪れたのが雨季だったせいなのか、プーケット島の海は見れたものじゃなかった。荒れ果てていて機嫌は最悪。まるで、演歌に出てくる真冬の日本海みたいだった。
だから、いくら美しいと評判のピピ島とはいえ、期待するには及ばないと思っていた。波が高かったら透明度が低くなるのは仕方ないことなのだから。しかも曇り空。きれいなはずがない。
海というのはそのものの美しさのみならず、空が与える影響がとてもとても大きい。夢のようなブルーだったコートダジュールの海も、雨の日は別物?というくらいに退屈な海だった。今回のピピ島も半分くらいはそうだった。「ああ、晴れていたらさぞかしきれいなんだろうなあ」という感じだ。
が、文字通り天が私の味方をしてくれた。その日は朝から快晴だったのだ。今しかない!ピピ・レイ島に行かなくては!と思い立った私は、スピード・ボートを走らせた。
ピピ島はいくつかの島からなっている。一番大きいのが宿泊施設や街のあるピピ・ドン島で、ここのレムトン・ビーチも淡い水色のグラデーションが素晴らしかったのだが、やっぱり有名なマヤ・ベイも見ておきたい。
タイの観光名所は「『ザ・ビーチ』に出てきた」という売り文句の場所が多く、中でも一番知られているのはこのマヤ・ベイだろう。まさしくあの映画の舞台となった島である。
写真を見ていただければわかると思うが、もう本当に映画そのもののエメラルドの楽園だった。なんだか現実味のないほど鮮やかさで、映画のセットの中に紛れこんだみたいだった。
だが、悲しいことに観光客の姿はピピ島のどこよりも多くかった。パリの凱旋門並みなのだから、なんとも言えない。
『ザ・ビーチ』に出てきた島に暮らす人たちは、ここの存在を秘密にしておきたいと言った。こんな風になったら困るもんなあ。それにまあ、薬物のこともあるだろうし。
しかし、こんなふうに侵略された楽園というのも、なかなか味わい深いものだった。ひどい醜男と結婚した美女みたいで、ある意味エロティックだった。
とにかく、ばりばりの観光地にいちいち幻滅していたんじゃ、これから行くミコノス島やサントリーニ島でなんか楽しめるわけがないんだから。タイ旅行を思い出して、気分を盛り上げて、眠気の重たい塊をどこかに放り投げてしまおう。
エーゲ海の島々ではどんなブルーが私を迎えてくれるのだろうか?
いざ、出発!
Monday, August 20, 2012
コンバースをリメイクしてみた
ヒールでそんなことをしたら、靴は駄目になるし、体力的にもきつすぎて持続するなんてとても無理だろう。やっぱりスニーカーでなくては。
しかし、靴フェチ人間としては毎回似たようなスニーカーでは飽き飽きしてしまう。スポーティーではない私の服に一番合わせやすいは間違いなくコンバースの黒なのだが、かれこれ五年くらいの付き合いなので、そろそろ新しいものが欲しくなった。
どこか安いサイトはないか?といつものようにネットサーフィンしていたら、偶然こんなものをみつけた。
残念ながらどこも売り切れ。どうやらちょっと前のものらしい。
だが待てよ、これくらいなら作れそうではないか?
検索してみると、作り方を載せたサイトなんかも少ないながら出てきたので、それを見ながら早速コンバースにハサミを入れてみた。
ああ、なんだか断髪式のよう。長年頑張った力士(コンバース)は引退して、次のステップ(リメイクされた靴)へと進むのね。
まず、靴ひもを外して「ベロ」と呼ばれる部分を切ってしまう。切らない版もあるみたいだが、今回はよりサンダルっぽくしたかったので切ってみた。冬場に履くなら残したほうがいいかもしれない。
サイドによく切れるハサミで切り込みを入れて、あまり切れないハサミでその上をなぞるように切るとほつれ感が出る。
より肌を見せたいようなら、切り込み部分をもう少し切って、隣の切り込みとの間隔を空けてもいいかもしれない。その辺は本当に好みの問題だ。
所有時間は十分程度。慣れれば五分。
出来上がりはこんな感じ。ちょっと見えづらいかもしれないけれど。
より詳しく書いたブログを読みたい方は「Shredded Converse」で検索してみてください。私が参考にさせていただいたものも見つかるでしょう。
Monday, August 13, 2012
Menno Aden - Room Portraits
何なのさ、この写真は!一目見た瞬間から、このRoom Portraitsシリーズ虜になってしまった。
撮影したのはMenno Adenというドイツのフォトグラファー。ミニチュア好きやドールハウス好きにはたまらない仕上がりだ。もちろん私のような間取り図好きにも。
間取り図もそうだけれど、こうやって天井から見下ろすとまるで自分がその家を所有した気になってくる。たとえそれがリビングでも学校でも病院でも。「データ」にしてしまうことで、そこに他人は介入しなくなる。実際そんなことはあり得ないのに、自分の自由になる錯覚を覚えてしまうのだ。だから人は高い所から下を見るのが好きなんだろうな。手に入れた感があるもんな。
お化けになってふわふわ漂いながら眺めているような感じもする。もしくは透明人間。
死んだって死にたくはないけれど(!)一日お化け&透明人間体験ができるんだったら五万円払ってもいい。
彼らは町中がそれこそ「庭」みたいな感覚なんだろうなあ、羨ましい(残念ながら存在を信じてはいないが)。
私の奇妙な願望をちょっとだけ叶えてくれるMenno Adenの作品。
何度見ても大好きだ。
Thursday, August 9, 2012
Diet Coke by Jean paul Gaultier
Jean paul Gaultierがデザインすると、Diet Cokeもこうなる。どう見てもアルコールが入っていそうだが、そんなこともないらしい。
送料込みで約三千円。たかがコーラにこんな大金を払ってしまった。
仕方がない。このデザインなのだ。タンブラーとして再利用できると思えばそう高い買い物でもない、と自分に言い聞でもしなければめげてしまいそうだ。
ずっと欲しかったんだもの。いいわよね?雑誌のJalouseで広告を見て以来忘れられなかったんだもの。
デパートHarvey Nichols のオンライン・ストアではとっくに品切れだったから、eBayで買うしかなかった。まあ、送料やなんかを考えればそのほうが安上がりなんだろうけれど。
だが、買ってみて気がついたのだが、これ、一度開封すると閉じられないのね、
タンブラーにできないじゃん。飾って楽しむしかないのね……。
早とちりしちゃったなあ。
Monday, August 6, 2012
BCEで買ったもの
個人輸入をする時、本当に人様のブログが参考になる。このくだらないブログでも個人輸入情報ならば多少実用的になるのではと思い、この記事を書いている。
どれだけあってもまだ欲しい化粧品。ドイツオーガニックコスメを買いたいのなら、以前にも紹介したBCEがオススメ。
気になる日本への送料だが、目安はこんな感じ。
1kgでも案外いろいろ買えるのだ。私が今回注文したものは合計2kg弱なので、送料は20.90ユーロだった。一見高いようだが、その価値は十分にある。
まずは、ヴェレダのワイルドローズ・インテンシブオイル。ずっと使ってみたかったのだが、よく利用するアイハーブには売っていなかった。他にも買うものがあったので、今回晴れてこちらで注文しました。
これらは国内のネット通販でもかなり安くなっているけれど、賢いケチならよりお得に手に入れたいではないか。
ちょっと見えにくいですね、拡大します。「Continue to Next Step」の文字があるのでそこをクリック。
これでStep2に進みます。今回はアカウントを作らないで買い物する方法を解説します。
こんな画面が表示されるので
「Option1」を選択し、「Next」をクリックしましょう。住所入力の画面が表示されます。
拡大画像はこちら↓
どれだけあってもまだ欲しい化粧品。ドイツオーガニックコスメを買いたいのなら、以前にも紹介したBCEがオススメ。
気になる日本への送料だが、目安はこんな感じ。
Argentina, Australia, Bahrain, Brasil, Canada, Chile, China, Hongkong, India, Indonesia, Israel, Japan, Kuwait, Malaysia, Mexico, New Zealand, Oman, Peru, Philippines, Qatar, Saudi Arabia, Singapur, South Africa, South Korea, Taiwan, Thailand, USA, Venezuela, UAE
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Antigua a. Barbuda, Aruba, Bahamas, Barbados, Bolivia, Brunei Darussalam, Cayman Islands, Costa Rica, Cuba, Dom. Republic, Ecuador, Eritrea, Grenada, Guadeloupe, Haiti, Jamaica, Macau, Madagascar, Maldives, Martinique, Mauritius, Namibia, Nepal
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Service:
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Deutsche Post/DHL
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Deutsche Post/DHL
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0 - 1 Kg
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10.90 EUR
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10.90 EUR
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1 - 2 Kg
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21.90 EUR
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21.90 EUR
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2 - 3 Kg
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28.00 EUR
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30.00 EUR
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3 - 4 Kg
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31.00 EUR
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34.00 EUR
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4 - 5 Kg
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34.00 EUR
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36.00 EUR
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5 - 6 Kg
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36.00 EUR
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1kgでも案外いろいろ買えるのだ。私が今回注文したものは合計2kg弱なので、送料は20.90ユーロだった。一見高いようだが、その価値は十分にある。
まずは、ヴェレダのワイルドローズ・インテンシブオイル。ずっと使ってみたかったのだが、よく利用するアイハーブには売っていなかった。他にも買うものがあったので、今回晴れてこちらで注文しました。
国内販売価格は6300円、BCE だと15.92ユーロという驚異的な安さ。いや、むしろ日本価格の高さが驚異的。贅沢に使いたかったので2つ購入してみた。
続いての買い物。とにかく香りが大好きで大好きでたまらないドクター・ハウシュカのバスオイル。これ以上リラックスできるラベンダーなんて他にないと思う。
日本販売価格は3150円、BCEでは10.08 ユーロ。ちょっと重さがあるのだが、たとえ送料が上がってしまっても国内よりはだんぜんお得。これは3つ買った。
同じくドクター・ハウシュカのフェイスコンディショナー。
昔使ってなかなかよかったことを思い出し、思わずカートに入れてしまった。だって、15.55ユーロなんだもの。国内正規価格だと4200円もするのだ。成人向けDVDに出演していた昔ならともかく、今はそんな余裕なんてあるはずもない。ネットに弱い人間じゃなくてよかった。
知人に頼まれていたロゴナのリップスティック。
BCEで買えば10ユーロのこちらも、国内で買うには3150円も払わなければならない。
タウトロッフェンは友人オススメのオーガニックコスメ。
ドイツで買いそびれてしまったサンドロンオイルも、日本にいながら向こうと同価格で我が家に届く。国内販売価格は5985円。BCEでは25.13ユーロ。他の商品と比べるとけっしてお得感が高いとは言えないが、それでも半額以下なら上出来だろう。
最後にカートに追加したのがプリマヴェーラのティートリーbioオイル。ニキビができた時に使おうと思っているのだが、悲しいことに今の年齢ではそれほど消費量が多くないので、小さいほうのサイズをカートへ。
日本で1470円出すなら5.04ユーロで買いたいのが本音だ。
これらをもし日本の正規取扱店で買っていたら合計36850円もするのだ。BCEなら送料を合わせても136.34ユーロ、つまり今のレートだと13300円程度で買えるというのに。
この事実を知ってしまったのに、どうしてわざわざ日本で買うだろうか!
断言します。英語ができなくても個人輸入はできる。私がいい例だ。
住所の入力さえできればそう難しいものでもない。
ここからは、その方法をちょっと解説したいと思う。
最初にStep1へ進みます。
このような商品ページからだと
まずは、右上の「Display Cart」をクリックし、カートの中身を表示させます。
このようなページに進んだら
ちょっと見えにくいですね、拡大します。「Continue to Next Step」の文字があるのでそこをクリック。
これでStep2に進みます。今回はアカウントを作らないで買い物する方法を解説します。
こんな画面が表示されるので
「Option1」を選択し、「Next」をクリックしましょう。住所入力の画面が表示されます。
拡大画像はこちら↓
150-0003 東京都渋谷区道玄坂1-19-11という住所ならこんな風に入力します。
「StreetNo:」の枠の中に番地を、「Postal Code」の枠には郵便番号を記入してください。
*印以外の場所は必須ではないのですが、できれば「Phone」には電話番号を記入したほうがいいでしょう。
記入し終わったら再び「Continue to Next Step」をクリックしましょう。Step3に進みます。
Step3でカード情報を入力したら(Paypalも選択できます)
「Continue to Next Step」を押してStep4で注文決定。
確認メールが届いたら注文完了!
下手な説明で申し訳ありませんが、ご参考までに。
Thursday, August 2, 2012
Cry Babyとトレイシー・ローズのこと
久しぶりに『クライ・ベイビー』が観たくなったので、百円玉を握りしめTSUTAYAに行ってきた。
旧作レンタル百円だなんて太っ腹にもほどがある。
『クライ・ベイビー』は若かりし日のジョニー・デップが主演を務める青春コメディ。監督はカルト映画界の巨匠ジョン・ウォーターズだが、カルトと言うにはあまりにも健全(だと私は感じた)。きわどいギャグもあるにはあるのだが、とにかくストーリーが王道だからだろうか?ディズニー映画でもおかしくないと思う。まあ、わざとだろうけれど。
プレスリー映画に敬意をこめながらもそれを笑い飛ばすなんて、まさに私と同じ楽しみ方だ。いいねえ、親近感がわくよ。
ダントツでかっこいいのはアイドルっぷりがあっぱれのジョニー・デップよりも、不良娘ワンダ役のトレイシー・ローズだろう。私が唯一名前を知っているポルノ・スターである。
私が語りたかったのは、映画というよりも彼女のことなのだ。
ああ、やっぱりいつ見ても素敵だわ。
ライダースに膝丈タイト・スカートだなんて、普通の人には似合わない。
彼女の古き良き時代のピンナップ・ガールのような野暮ったさがなんとも好みなのだ。
せっかくだから彼女の画像を集めてみます。
洋の東西を問わず、抜群に男性受けしそうなルックスだ。つまり、「拒絶しなさそうな雰囲気」なんだよな。
芸能人だけど、グラマー美女だけど、そこらの素人でも「お願いします!」と土下座したら、もしかすると頷いてくれそうな感じとでも言おうか。そんなことは絶対にないのだ。そこらの一般人にチャンスは訪れないのだ。
しかし、相手をそこまで邪険には扱わなそうだと男性陣に勝手に妄想させてしまう雰囲気を持っている。
これが俗言う「隣のお姉さん的な」空気感なのだろうか。
いや、ちょっと違う。
「隣のお姉さん」というより、「学年に一人はいるヤンキー姉ちゃん」だな。
近所のませガキの筆おろしにどういうわけか協力してくれる不良娘。先輩の彼女だったりするのだが、内緒で誘ってくれる。
もっと大人な人からすると、「ナンパした家出娘」だろうか。
ナボコフの『ロリータ』って私の中では彼女のイメージだ。特に、結婚直前のロリータ。
未成年で多数のポルノ映画に出演したという彼女だが、もっとロー・ティーン時代の画像も見てみたいものだ。もちろん、ちゃんと服を着た画像を。
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